派遣の話をするんじゃい

人材業界で感じたことを率直に書いています(^^)

履歴書作成において残念なこと

お疲れ様です。

 

就職活動において提出する履歴書についてお話をします。

 

非常に残念なこと。

 

(志望動機)

・記載された内容と会社の募集要項があっていない

・どこの企業に提出しても万人受けするような内容

・そもそも空欄

・内容が「動機」になっていない

・会社の企業理念を丸写ししたような志望動機

 

個人的な意見としては、要は「だからあなたの会社を志望した」といったことがわかる内容、「だからほかの会社ではなく、あなたの会社を選びました」ということが伝わる内容が良いと思っています。

 

派遣会社への登録の場合は、何故登録したいのか。目的は何か。

派遣の中でも希望する案件が決まっている場合にはその理由。

それを具体的に書いて欲しいと思っています。

 

一般企業でも派遣会社でも相手は人間です、心があります。

「派遣会社への申し込みにモチベーションは無い」という方もいますが、ならば他に選べる仕事を選べば良い、と思いますし、

たかが派遣といえども、少なからず期待するもの、得たいものがあって応募したのであれば、それなりの姿勢は見せるべき、と思います。

 

採用面接を受ける方は「選ばれる側」という立場を忘れてはならないし、応募して頂いた会社側も「選ばれる側」といった立場を忘れてはならないと思います。

そういったお互いの配慮が最低限あることが前提の上で、各々の立場での責任を果たしていくことが大切です。

 

「証明写真」

・指定された枠に、写真の大きさが合っていない

 ⇒枠の大きさの確認不足、見直しが出来ない人?

 ⇒サイズ間違いに気付いたけど直さなかった、そこまで本気ではないのか、面倒くさがりなのか、妥協しやすい人ではないか、と感じる。

・服装がフォーマルではない

 ⇒TPOの欠如、本気度が低い

 

「記入漏れ」

・配偶者の有無、扶養家族の有無、免許資格の記入漏れ

・郵便番号の記入漏れ

 ⇒だいたい書けば良いと思っている?、履歴書という公的文書を軽視している

 

「記入全般」

・PC作成において、文字の大きさ、フォントの不揃い、変換ミス

 ⇒見直しが出来ていない、確認不足、PCスキル不足

 

履歴書1枚は応募者ご本人の成果物です。

ひとつの作品の結果となります。

 

完成度の低い履歴書は、面接官の信用・信頼を揺るがす結果と招きます。信用・信頼がなければ、いくら口頭で良い説明をしても、心の底から面接官の心を掴むことは出来ません。

 

これは営業マンの営業先への提出する資料などにも言えることです。

特に書類選考の場合は致命的となる場合があります。

対面面接にて履歴書を提出するのであれば、その場でフォローすることも出来るかもしれませんが、書類選考の場合にはその履歴書自体だけで判断されてしまいます。

 

現在、どこの企業様も、高い客先要求にしっかりと応えるため、神経を削って努力をしています。採用面接は、企業にとっては業績向上に向けた先行投資をするかどうかの判断ですから慎重になります。

 

労務提供により、対価(給与)を得るということは非常に大変なことです。誰しもが大切にする「お金」に関する事柄ですから、応募される方々においてはしっかりとした履歴書を作成し、企業側としては、相応の労力をかけて作成して頂いた履歴書を大切に扱うと共に、面接に訪れるまでのご苦労をしっかりと認識し、誠意のある面接を実施してもらいたいと思っています。

 

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