派遣の話をするんじゃい

人材業界で感じたことを率直に書いています(^^)

前職照会

お疲れ様です。

 

前職照会は、一部要職での従業員採用や、地方では未だ行われているようです。

 

私自身は、正社員採用よりも派遣社員採用のウエイトが大きかった立場ですが、一昔前は他の派遣会社から頻繁に連絡があったものです。

 

お互いにそういったことをしているので慣れたもので、人材の情報交換していたものでした。直接目にはしておりませんが、首都圏内で共通のブラックリストが運用されているという噂があったほどです。

 

昔話はさておき、前職照会はいま現在では大幅に縮小されました。

そこには個人情報保護が強化されてきたことによります。

 

派遣会社(その他企業も同様ですが)は、前職照会を行う場合には事前に本人の同意を取ることが必要です。どのような内容を確認するのかも決めておくと良いでしょう。

 

また、前職照会を行わない場合には、事前に「経歴詐称があった場合には解雇とする」といった旨を取り交わしておくと良いでしょう。

 

応募者(求職者)には、退職した会社に関する守秘義務が課せられている場合が多いですし、応募者の前職の企業側には個人情報保護が課せられているので、今の時代、前職照会は世間的にも良いものとは捉われません。

 

世間的に、人や企業を疑わしく感じてしまうような事柄が多く、

信用・信頼といったものが重要視される時代です。

コソコソと前職照会をするくらいなら、未然防止策を検討し、応募者に告知し、経歴詐称などを防止することが望ましいと考えます。

 

前職照会において連絡を取った企業さんとの対企業間においての信用・信頼といった意味でもそれが望ましいと思います。

前職照会の相手が、今後の長いお付き合いするお取引先になるかもしれませんし。