派遣先も求められています
お疲れ様です。
最近、多くの派遣先で要求される事柄、
それは派遣社員さんの社内行動(モラル・マナー)に対する教育です。
派遣先企業に訪れる来訪者(派遣先にとってもお客様)は、
派遣先企業の社員と派遣社員の区別がつかない場合が多いです。
来訪者は、派遣社員さんのマナーが悪かった場合でも、
その評価は「派遣先企業」に向けられます。
派遣先企業さんからすれば、「派遣社員のせいで当社の評価が落ちた」
といったような考えになってしまうのです。
厄介なのは、それが派遣契約の更新の有無にも影響するということ。
派遣社員さんは、派遣先企業の社員ではないので、その自覚に立つという
ことは難しいのかもしれませんが、外の人から見れば「派遣先企業の社員の一員」と
して見えてしまうことは改めて自覚しておく必要があります。
良い面では、派遣社員さんのモラル・マナーの良さによって、
来訪者からの派遣先企業の評価が上がった場合には
同時に派遣先企業さんから当該派遣社員さんの評価が上がることに
繋がり、派遣契約の延長、待遇向上、正社員への登用などに繋がる可能性が
大きくなる可能性があるわけです。
派遣先企業も派遣社員同様に、評価者は違えど
被評価者(社)です。
競合他社の競い合いの中で、派遣先企業も
求められています。その一役を担っている立場と
なる(なってしまう)ので派遣社員さんにも
求められる部分が発生してくるのです。
派遣社員さんは派遣会社の社員ですが、
ある意味、派遣先企業さんの一員でもあることを
念頭において過ごして頂きたいと思います。