派遣の話をするんじゃい

人材業界で感じたことを率直に書いています(^^)

未経験へのチャレンジ

お疲れ様です。

 

いよいよ年末が近づいて来ました。

年末に超繁忙期を迎える企業さんも多いと思います。

 

そんな中で、日雇いアルバイトの求人が出てくる

わけですが、超短期間アルバイトは新しい職種を

実体験する貴重な機会。

 

所属する会社が問題ないようなら

チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

話を聞くことと実際にやってみることでは

雲泥の差があります。

やってみたいけど、自分に合わなかったらどうしよう、

そんなことも、超短期間アルバイトなら心配せず

試してみることが出来ます。

派遣社員の退職と正社員の退職

お疲れ様です。

 

派遣社員の退職と正社員の退職、

働くご本人の感覚的に異なるものがあると思います。

 

実際に働き方が異なるので当たり前かもしれませんが

一般的に1度退職した会社に出戻ることは少ないと思います。

 

派遣社員の場合は、派遣期間が終了して退職しても

後日条件の合う案件があれば再入社したりします。

 

派遣社員さんは、その仕事、その業務のために

入社して仕事をする、それが終われば終了(退職)するという

形なので、会社のために勤めるというよりは、

その業務のために勤める感覚かもしれません。

(言ってることがよくわからないかもしれませんが)

 

帰属意識は少ないと思います。

勤続を重ねる中で発生する責任、権限も少ないので

そのあたりの意識の創出も難しいように思います。

 

では、最近出始めている無期雇用の派遣社員

どうでしょうか?

無期雇用となると、正社員と定義されても問題ないと

思いますし、求人の表記も正社員、となると思います。

 

無期雇用の派遣社員(正社員)が帰属意識があるか?

 

私は、ある!と即答出来ません。

有期雇用・無期雇用問わず派遣社員さんの

退職と一般的な直接雇用の正社員さんの退職とは

感覚的に異なるように感じています。

(派遣先企業向け)新規派遣業者の検討

お疲れ様です。

 

人材採用難が全国的に続いています。

 

派遣先企業は、既存の派遣会社に人材依頼を

出しているが一向に集まらない。

既存派遣会社で集められないのであれば、

条件面の見直しの検討、その他打開策を

検討した上で、新規派遣会社を使うことの

検討に至る場合があります。

 

その時にどんな派遣会社を使いますか?

営業マンは「出来る」ということを打ち出して

くることは当たり前ですが、社内稟議を

通した上で、新規派遣会社で人が集められない

のであれば、その総務・人事担当者の評価にも

影響してきます。

 

新規派遣会社を検討する場合には、その実績、

問題解決力をよくよく話し合い、確認しましょう。

 

また、管理能力がきちんと有しているか。

派遣先における派遣社員の管理責任のウエイトは

派遣先企業に置かれますが、派遣会社自体にも

きちんとした認識がないと万一の場合には

厄介なことにもなるでしょう。

 

派遣会社自体の特徴、営業担当者の資質、

事業実績、総合的に判断して決定しましょう。

 

入社祝金には健康保険・厚生年金は適用されるのか

お疲れ様です。

 

知人の知人の派遣会社で、入社祝金(入社時に支給される一時金)に

健康保険と厚生年金が適用される(支払い対象となる)という話が出たようです。

 

一般的に、半期ごとの賞与には適用されていると思いますが、

派遣会社が採用促進として行っている入社祝金にも適用されるという話です。

 

要は、そういった一時金と賞与と同様と見なすということと思います。

満期慰労金のような全従業員が対象ではないにしても、一定の条件を

満たす従業員に対して支給されるものにも適用されるのかもしれません。

 

そうなると、入社祝金30万円!と謳いながらも、各種保険料(税)が

控除されると実際の差引支給額はそれ以下の金額となってしまいます。

派遣会社側が悪いという話ではありませんが、そうなると残念です。

 

そんなことは考えてもいなかったので、正直驚きました。

詳細はわかりませんが、一般的な賞与よりも少額な5万円・10万円という額でも

それなりの保険料(税)が控除となってしまうのでしょうか。

 

年金については、最終的に自分に変えるものなので、まだ良いほうかもしれませんが

健康保険料は倍額納めても補償内容が倍になるわけではないと思うので

非常に複雑な気持ちになります。

 

私もその点の経験が少ないので、全ての会社でそういった処理がされているのか

わかりませんが、知人の知人の会社ではそんなことがあるようです。

 

年末年始の収入減

お疲れ様です。

 

12月を眼前に控え、今年も年末年始が近付いてきました。

そうなると申請手続きが増えてくるのが給与前払申請です。

 

派遣社員さんは時給制の方が多いので、年末年始で派遣先企業の

休日が増えると途端に収入が下がってしまいます。

 

良いとか悪いとかという話ではありませんが、

年末年始は支出が増えやすい時期ですので相応の備えが必要。

 

ですが、たまたま転職したてだったり、転職したてで尚且つ直前が

離職期間が長かったりした場合などは、最初のころの給与は

直前のマイナス分の影響で、手元に残せる金額が少なくなったりする場合もあります。

 

月給制にすれば収入の波は避けられるのですが、派遣会社の都合もあり

簡単に思い通りにはいかない現実があります。

 

少なからず私たちは、他からのサービスを受けることによって

生活が成り立ってますので、年末年始を有意義に過ごすためには

多かれ少なかれサービスの対価として支払うお金が必要となります。

 

今のうちから小さなお金に気を付けて、準備を進めていきましょう。

転職と天職

お疲れ様です。

 

永遠のテーマです。「天職」ってなんでしょう。

 

・サービス出勤してもいいかな、と思える位好きな仕事

・力まなくても頑張る気持ちが湧いてくる仕事

・大変な時でも「辛い」と思わない仕事

・会社に言われなくても、スキル向上を目指したくなる仕事

・一晩中語れるくらい思い入れがある仕事

・見返りが無くても頑張れる仕事

・どんなに大変でも「辞めよう」と思わない仕事

・出勤途中にテンションが上がる仕事

・自宅でも自主的に仕事してしまう位思い入れのある仕事

 

私はこんな風に考えました。

転職で天職に出会えるでしょうか。

今の仕事は実は天職なのではないでしょうか。

 

転職は慎重に、時には大胆に。

脱スペランカー

お疲れ様です。

 

スペランカー」ご存知でしょうか。

1980年代に発売されたゲームです。

 

財宝を求めて洞窟を探索するアクションゲーム

なのですが、主人公がとにかく弱い。

敵の魔物?にやられたならまだしも、

ちょっとした段差、わずかな落下だけでも

すぐに死んでしまう(ゲームオーバーになる)のです。

 

デリケート過ぎるところが面白く、

慎重にゲーム操作して頑張ったことを思い出します。

 

【脱スペランカー

 

題名通り、そんなことではダメだぞ、ということです。

最近は、派遣社員さんに限らずですが、仕事を

始めても、困難にぶつかったらすぐに退職してしまう、

仕事のミスで怒られたらすぐに退職してしまう、

そういった若者が多いように感じます。

 

○○ハラスメントみたいなお話は別の

機会にするとして仕事も生活も壁の連続です。

 

出来ないことにぶつかって、それを乗り越えるからこそ

新しい自分がそこに存在できます。

1回で乗り越える人、何回もチャレンジが必要な人、

それはそれぞれありますが、いずれにしても

出来ないことを出来るようになることが成長ですし、

仕事をしていく上で会社が客先からより良いサービスを

求められれば、それを成していくことが仕事です。

成していくためには従業員一人ひとりの成長が必要です。

 

成長機会を自ら望むかどうかは個人の任意ですが、

世の中競争社会ですので、会社も従業員も嫌でも

成長しなければ時代についていけず淘汰されてしまう

のが現実です。

 

会社同士も競争ですし、社内を見てもイザとなった時、

リストラ対象となるのか否かも競争です。

自分の意思とは裏腹に取捨選択されてしまいます。

 

スペランカー、フィジカル面にしても

メンタル面にしても、人生の長丁場では

幾度となく困難が来て、都度判断し、行動を起こして

いかなければなりません。

 

ちょっとした困難に負けていたらスペランカーです。

人間はそんなに賢くないので、困難というものは

その場では辛いとしか感じないと思います。

それで良かったと思えるのは乗り越えた後です。

 

困難がなければ成長しない、

成長しなければ状況は変わらない。

 

皆さまもスペランカーにならないように

どうせ苦労するなら言われてやるのではなく、

自らの意思で進んで苦労をしていきましょう。

健康診断はその後も大事

お疲れ様です。

 

健康診断、毎年行ってますでしょうか。

夜間勤務者は年2回も健康診断があります。

 

ちょっとだけ神経質で、お金に余裕のある方は

個人的に3ヶ月に1回、2ヶ月に1回と、

まめに健康診断を受ける方がいるそうです。

 

健康診断は、会社側の目線では健康管理上

毎年実施しなければならない事項。

身体(からだ)は、職場もプライベートも行き来する

物質なので、健康状態への影響はどちらが起因か

わからない部分もあれば、どうみても職場起因でしょ!と

思えるような内容があります。

 

大きな大病を乗り越えた方がよく口にするのが、

「早めに発見できて良かった」というセリフ。

 

早期発見ということは、早期に治療が開始できると言うこと。

無事に乗り越えられた方は、厳密なこと言うと

早期発見して、早期に治療等を開始したことによって、

悪くならないうちに解決できたので良かった、ということです。

 

さて、ここで健康診断です。

健康診断は「診断」なので治療ではありません。

まずは診断によって現状を把握することが出来ます。

現状を把握した結果、悪い部分があれば早期発見につながるのです。

 

現状把握(健康診断)は非常に大事です。

でも、残念ながら健康診断を行って気になる部分があっても

そのままにする方が残念ながらいます。

 

「身体の健康を維持する」目的から考えると、

健康診断の結果に基づいてのその後の行動も同じくらいに

非常に大事、ということです。

 

個人的には、会社側に健康診断の実施義務があるのであれば、

思わしくない結果が出た方のその後の診療も実施義務にすれば

良いではないかと思っています。

個人の身体のことなので、強制力は効かせられず、

本人の意思が尊重されてしまうのかとも思いますが、

なんとも言えない気持ちになります。

 

要は、

・健康診断によって、身体の現状を把握することは非常に大事!

・でも、結果に基づいたその後の行動も同じくらい大事!

ということを言いたいのです。

 

労災保険からも、要件を満たした方については

二次健康診断等給付という形で指定病院で受診することも可能です。

 

仕事は長丁場、でも年齢とともに身体は変化しますので

変化に応じた対応が必要です。

 

世間では、100歳まで頑張ろうみたいな風潮ですが、

日頃からメンテナンスをしていないと長持ちしません。

食事の工夫、ストレスとの付き合い方、適度な運動と、

意識して行動・調整することをお願い致します。

前向きな副業

お疲れ様です。

 

これは会社に行ったら怒られるかな、と思っていますが、

私のところで留めている派遣社員さんの話で、

「前向きな副業」が増えています。

 

派遣社員という働き方は、先が見えにくい働き方です。

テンポラリーという言葉がある通り、「臨時の」「一時的な」

働き方、それが派遣社員という働き方です。

 

現在は、無期雇用の労働者を派遣する場合は、

抵触日と言われる期間制限が適用されないので

以前のような3年間のみ、といったことはないのですが

無期雇用だとしても有期雇用だとしても、大前提には

派遣元・派遣先で締結される「労働者派遣契約」の

存在があります。

 

派遣先の状況変動により、会社間の労働者派遣契約が

延長されなければ、その契約に則って勤務する派遣社員さんは

存在できません。(有期でも無期でも)

 

なので、先が見えづらいのです。

 

そこで、未来の自分にチャレンジする副業、

私は「前向きな副業」と思っていますが、そういった方が増えています。

 

新しいことにチャレンジしたいけど、今の仕事を完全に辞めて

新しい仕事にチャレンジするにはさすがにリスクが大きい。

それなら、週2日・3日、しかも短時間のアルバイトで

自分が頑張れるのか、遣り甲斐を感じることが出来るのか、

その仕事をしてみた時の自分は前向きな気持ちになっているのか、

等、お試しをするために副業をしているのです。

 

後々の感想を聞くと様々で、「考えていた仕事と違った」

「想像以上に辛かった」「時給が高くてもやっていけない」といったものや、

「意外と自分には適正があったと感じた」「なんかテンションが上がった」など

新しい自分を発見したケースもあります。

 

仕事をずっとしていかなければならないとして、

自分がどんな仕事が合うのか、まだ出会っていない仕事もあると思います。

 

どこかの大手企業のフレーズにありますが、「まだ、ここにない、出会い」

そんなものが皆様にも存在すると思います。

派遣社員さんと労務担当者 心の距離

お疲れ様です。

 

派遣社員さん目線で考えた時、

労務担当者は社内の人であるものの

同じ職場に常駐しているわけではないので

仕事の話となると「言ってもわからない人」と

なるような気がしています。

 

言ってもわからない、いちいち説明もめんどくさい、

といった気持ちから仕事の相談が疎遠となり、

心の距離も遠いものになると思っています。

 

結果、日頃の小さな相談はなく、

労務担当者に連絡が来た時には退職を

決断した後の連絡。

労務担当者目線では、「その前に相談してくれれば

良かったのに...」となることが予想されます。

 

労働者派遣法では、1ヶ月に1回以上の現場巡回を

求められています。目的は契約通りの業務が

なされているかのチェック、職場環境巡視等、

労働者派遣法・安全衛生の観点から、労働者の

保護を目的としています。

 

派遣社員さん、一人ひとりに寄り添う点で

考えると、働いている職場を直接見てあげる、

同じ環境に身を置いてあげることは非常に

大切なことだと思います。

 

現在はコロナ影響で、派遣先の職場に入ることに

対する規制も大きく、気遣う状況ですが、

それならそれで、埋め合わせをするような取り組みを

考えることも必要です。

 

悩みを1人でが抱えない、メンタルヘルスの面でも

非常に大切なこと。労務担当者の意気込みが

見えてくる事柄だと思っています。