派遣の話をするんじゃい

人材業界で感じたことを率直に書いています(^^)

登録募集と採用募集

お疲れ様です。

 

人材派遣会社は、「人材」を通じて事業を

行う人材サービスと言われる分野の中で

労働者派遣事業を行う企業です。

 

取引先企業に対して、サービスを実施するにあたり

「人材」が必要になるので、必要に応じて採用募集を

かけるわけなのですが、「登録募集」と「採用募集」

どちらが皆様にとって身近でしょうか。

 

厳密な定義はないと思いますが、

「登録募集」は派遣勤務を希望する方の

登録手続きをする為の募集。

「採用募集」は派遣勤務を希望する方の

採用面接の募集、と思っています。

 

「登録募集」は、その場では仕事の案内を

しないこともあり、スキルチェックや希望条件の

ヒアリングに時間を使い、綿密な確認をされます。

 

そのあとは後日、派遣会社側から登録者に対して

電話・メール等を使って条件にあった案件が紹介

されるわけです。

※オフィス系の人材派遣によくある形だと思います。

 

一方で「採用募集」は、即採用面接。

最近人手不足の点から増えているように感じます。

その場で仕事の詳細説明がなされ、派遣する・しない

の判断、本人意向の確認が進められる形です。

 

昔は「登録者募集」という広告見出しが多かった

ように記憶してますが、現在は「働ける方募集」

という見出しが多くなっていると思います。

 

要は、派遣先企業の求める内容が変わってきている

ように感じています。

豊富な人材データの中から適正な専門技能を

有した人材の紹介を求めるよりも、とにかく

人手不足解消のために人数を欲しい、作業者の

人材確保を外部委託している企業のウエイトが

高まってるように思うのです。

 

派遣会社も求められるものが変わることで

サービス内容、事業管理についても見直しが

必要であり、それにより淘汰される派遣会社も

増えてくるということも増えてくるでしょう。