派遣の話をするんじゃい

人材業界で感じたことを率直に書いています(^^)

派遣会社に勤めようと思ったキッカケ

お疲れ様です。

 

私が人材派遣会社に勤めようと思ったきっかけについてのお話です。

 

厳密なことを言うと、私が勤めたばかりのころの状況を考えると「人材派遣会社」という表現が適切なのかどうか、という話から始まってしまいますので、ここではそういった部分は割愛して人材派遣会社、とします。

 

私にとっての1番のキッカケになったのは、私が派遣会社に登録して派遣社員として仕事をしていたときの採用担当者の印象が良かったからです。その方の現在の様子はわかりませんが、親切に話を聞いてくれ、こちらからの質問についても丁寧に答えてくれました。

就職活動にあたり、幾部なりとも抱いている不安を拭い取って下さり、とても安心感を持って勤務開始したことを覚えています。

 

私の仕事のほうは、1年程度で退職しました。正社員としての仕事を求めたこと、採用決定したことが理由となります。その時の退職手続きの対応をして下さったのも、当時の採用担当者だったのですが、「退職することになって残念」とのお言葉を頂いて嬉しかったことは良い思い出です。

 

私は正社員として販売業の仕事に就いたのですが、約1年後に退職することとなります。他店舗の売上減少の煽りを受け、会社全体として事業縮小していくことが打ち出されたのです。

 

私は未だ入社したてでしたので、会社に対する信頼も大きくなく、愛着・帰属意識も大きくなかったことから転職を考えました。

 

そのときに、今後の転職先として頭に浮かんだのが人材派遣会社に勤めてみたい、といった気持ちでした。求職者の方々にとっての良き相談相手として、適切に丁寧に仕事を案内して、人と仕事を結び付けていきたい、と思いました。

 

当時は、冒頭お伝えしましたように、人材派遣業界としてはこれから整備が進む段階の中でしたが、業界としては拡大の一途を進んでおり勢いのある状態でしたので、各社で新規営業社員の募集も活発に行われていました。

 

そして、書類選考・1次面接・2次面接と受け、ついに長らく思い描いていた人材派遣会社としての1歩を歩み始めましたのです。

 

世の中には本当にたくさんの仕事があります。

人材の中で、出会うことのあった仕事、知り得ることが出来た仕事なんてほんの一部で、決して全ての仕事を知ることなんてできません。

だからもっと良い自分に合った仕事があるかもしれない、といってもその仕事に出会うか、タイミングよく求人募集をしているか、結局は縁と言いますか、「出会い」が大切になってくると思います。

 

孫子論語に、『子曰、知之者不如好之者、好之者不如楽之者』という言葉があります。自身が好きだ、楽しい、と感じることが1番自身のパフォーマンスを高めてくれる仕事なのかもしれません。

 

初めから好きと感じる事柄もあれば、やっていくうちに好きになっていった事柄もあると思いますし、好きになって頑張ってるうちに楽しくなってくるのかもしれません。

 

話が脱線してしまいましたが、私はそんなキッカケでこの業界に入りました。毎日に苦労はあるけれど、それはそれで楽しいと思えています。