派遣の話をするんじゃい

人材業界で感じたことを率直に書いています(^^)

22時、ガスが止まった

お疲れ様です。

 

かれこれ15年のほど前になりますが、

社員寮のとある部屋のガスが止まってしまい、

夜に呼び出される事件がありました。

 

22時、携帯電話が鳴り出てみると当社従業員の女性からでした。

 

「ガスが止まってしまってお湯が出ません、今から来てください」

 

社員寮で生活している方はたくさんいても、こんな電話は滅多にありません。恐る恐る訪問すると、風呂上がりで髪の毛が濡れたパジャマ姿の女性従業員。

 

聞いたところによるとガスが止まったのは前々日。

ヤカンでお湯を沸かしながら寝てしまい、気が付いたら安全装置のおかげでガスは自動停止、火事にはならなかったがその後のガスのリセット作業の方法がわからなかったとのこと。

 

部屋の外の機械を捜査してすぐに復旧したのですが、それまでどうしていたのかと聞くと、台所の水道で髪の毛を洗い、身体は濡らしたタオルで拭いてやり過ごしていたとのことだった。

 

もっと早く連絡してくれれば良かったのに、と思いました。

夜遅い時間帯に、単体で女性が入居する社員寮に訪問するだけでも今の時代は気を遣うのに。

 

皆さんも気を付けて過ごしましょう。

自身のキャリアについて

お疲れ様です。

 

アメリカの心理学者エドガー・H.シャイン教授が提唱する

キャリアアンカーというキャリア形成の概念をご存知でしょうか。

 

働く人自身がキャリアを形成する際に最も大切していて、

妥協できない価値観や欲求のことだそうです。これは

職場環境や家庭事情など、環境が変わっても自身の内面的に

変わらない点から「アンカー」と言うそうです。

 

ほとんどの社会人は下記の8つのいずれかに該当するそうです。

キャリアアンカー診断、お試しください。

 

 

1.専門・職能別・・・自分の技能・専門性が高まり、活用できること、
2.全般管理・・・組織の中で、責任のある役割を担うこと、
3.自立・独立・・・仕事を自分のやり方で仕切っていくこと、
4.保障・安定・・・会社の雇用保障などの経済的な安定のこと、
5.独創性・・・クリエイティブに新しいことを生み出す、自身が会社や事業を起こす機会、
6.奉仕・社会貢献・・・社会に貢献したり、奉仕したりすること、
7.純粋な挑戦・・・解決困難な問題に挑むこと、
8.ライフスタイル・・・個人的な欲求と家族・仕事とのバランスを調整することとなります。

 

まずは自身の内面的な部分をしっかり自己分析してみましょう。

私は派遣元会社の立場なので、仕事と求職者のマッチングが主目的となりますが

働く方と紹介する仕事、見極めにとって非常に大切なことだと思います。

資格取得について

お疲れ様です。

 

一般的に、派遣社員さんよりも派遣先社員さんのほうが

待遇が良い訳ですが、派遣先社員さんも会社内ではいろいろあるようです。

 

とある私の得意先企業さんでの休憩室にて。

 

Aさん「今日、係長との面談があったんだけど、俺のリーダー登用はまた見送りだって。またいつものように"○○は頑張ってるんだけど、資格を取って欲しいんだよなぁ~”って言われた。」

 

Bさん「何の資格?」

 

Aさん「○○と○○」

 

Bさん「あぁ~、あんなのすぐ取っちゃえばいいんじゃないの?」

 

Aさん「まぁね~。すぐ取れるんだけどね~」

 

私「・・・すぐ取ればいいんじゃん?」

 

要は、上長はAさんをリーダー登用したいが、登用申請をするうえで

Aさんが頑張っている証として資格取得を進めているらしい。

そういった第三者の評価があることで、Aさんのことを上司に認めてほしいそうだが、Aさんはイマイチ積極的ではないようだ。

 

資格というのは非常に武器になると思っています。

それは、就活の段階でも就職後でも。

 

自分にどれだけの知識・技能・力量があるのかを示すのは、資格・検定等がわかりやすい。「頑張っている。」「私は出来る」と言うのは簡単だが、「どのくらい出来るのかを示すとなると意外と難しい時もある。

 

若い学生さんなんかは、新卒で就職活動する時には、

「○○検定○級」なんていうのがあると力量が非常にわかりやすく

採用後のイメージもつきやすい。

 

それとは別に、他の社員との差別化を図ることも出来る。

特に、有資格者限定の業務となれば、無資格者には手足が出せない。

 

私は会社員も会社も個人事業主も、みんな競争だと思ってます。

私たちは選ぶ側でもあり、選ばれる側でもあります。

 

お客さんに選ばれない店舗は経営が成り立たないし、

会社に必要とされない従業員はそのうち居場所がなくなってしまう。

 

資格取得が全てではありませんが、状況に応じて自身の力量を

変えていく必要は誰にでもあります。

 

(特にスポーツをしている)子どもは、平日に練習し、友達が遊んでいる週末も練習、練習が終わって自宅に帰ってからも筋力トレーニングや自主トレーニングに明け暮れて、自分の時間を削って頑張ったりすると思います。

 

大人になると何故そこまで頑張れないのでしょうか。

大人が頑張る目的は仕事、仕事は生活していく上での糧。

もしかしたら、子どもが頑張っているスポーツよりも、生きていく上では

もっと大事なことかもしれないのに、なぜそこまで頑張れないのでしょうか。

 

ふと、そんなことを思いました。

無断退社の心理

お疲れ様です。

 

後輩が管理担当している部門で

無断退職者が発生したそうです。

 

メールで一方的に「私には続けられません」と

連絡が入り、その後は音信不通。

直接本人との面談も叶わないまま退職となりました。

 

入社してわずか1週間程度の期間で何があったのか。

 

真相がわからず、今後再発防止の手の打ちようにも

具体的な原因がわからずじまいで後輩は困っています。

 

面接の際に初めて知り合って、わずかな時間の中で

お互いに理解を深め合って仕事を開始する。

 

仕事柄、当たり前のように感じますが

とても難しいことをしてるように感じます。

 

退職の決断に至るまでの過程でいろいろと思うことは

あったであろうと思いますが、そこに労務担当者に

「相談」という選択肢は無かったのか、したくても

出来なかったのか。

 

退職が本人にとって前向きなものなのか、

辞めたくないけど致し方なかったのか。

もし、後者だった場合は何が力になれればと

思いますが、力不足に残念です。

 

綺麗事を言うようですが、一人ひとりと

面と向かって付き合っていくことが人材業に

とっても、一般企業であっても必要だと思います。

 

比較対照すれば、待遇の善し悪しや環境の善し悪しは

あるもので、勝劣をつければ差がある訳ですが、

良い条件のところに皆が集まるわけではありません。

 

待遇が他よりも劣っていたとしても、そこには

仲間への思いや会社への愛着があって仕事を

続けています。

 

今回のケースでは、まだそんな意識も出来ていない期間

かもしれませんが、せめて相談してもらえるような

状況が創出できていたらと思うばかりです。

寮費無料はダメなのか

お疲れ様です。

 

寮費無料ってダメなのでしょうか?

 

最近の求人で、【寮費実質無料】という

謳い文句が多くあります。

 

内容としては、例えば寮費1万円控除されるが

1万円分の手当を支給するので実質無料、

という理屈なんだそうです。

 

私は自社の中ではそのあたりは

他部門が管理してるので担当外なのですが、

本当の意味での寮費無料というのはダメなのでしょうか。

 

税法上の絡みなどあるのかと思いますが、

もしご存知の方がいらっしゃればご教授頂きたく。

 

勤務する社員からすれば、費用負担は

少ないにこしたことはないと思います。

 

最近は一人暮らしを始めることが目的で

実家からも通えるのに、あえて社員寮を

求める人が増えています。

 

一度始めると、実家が窮屈に感じてしまったり

するのでしょうけれど、私は生活力を

養う意味では、独身の方は一人暮らしを

経験することはお勧めしています。

 

お金のやりくりや食料のやりくり、

部屋の中の自己管理、ムダの排除や

掃除洗濯といった家事全般の苦労、

料理の腕も磨けます。

 

手軽に一人暮らしを始めたいなら

社員寮の活用を是非どうぞ。

セクハラ?軽んじられる派遣社員

お疲れ様です。

 

派遣社員さんは、派遣先社員にとっては

社外の社員ですが、そういった意識から

軽んじられてしまうケースがあります。

 

「派遣の人だからいいだろう」

 

セクハラについては、従来重点を置かれていた

【女性】から【男女】に変わってきました。

 

しかし、発生比率で見ると女性のほうが

多いのが現状です。

 

会社は、生まれも育ちも異なり、

価値観が異なる方々が集まっている場所。

個々の業務は異なっても最終的な目的は

同じですが、個々の価値観は様々です。

 

現在は個々の方々が非常にデリケートな時代に

なってきていると私は感じています。

コロナ影響によるストレスもそのひとつ。

伴い、会社もデリケートになっていると思います。

 

情報社会の中で、少しの風評が業績に影響する。

競合他社がひしめき合う中で差が生じてしまう。

 

特に派遣社員さんは特性上、どうしても

仕事の先行きの不安はあると思いますし、

生活面での将来設計における不安もあると思います。

 

気持ちのゆとりも小さくなりやすいでしょう。

そういった中で軽はずみな言動・行動は

相手の心に傷を付けてしまう可能性を秘めて

いますので、お互いに配慮しながら過ごして

欲しいと思います。

年末調整

お疲れ様です。

 

少し早いですが、年末調整の時期が

だんだんと近付いてきました。

 

10月以降、生命保険や国民保険などの

各種保険関係の証書が届き始めると思います。

 

この時期になると非常に1年は早いと感じます。

今年になって転職をされた方については

前職の源泉徴収票も必要になるかと思いますので

お手元に無い方は前職へ問い合わせをして

発行して頂く等、準備をしていきましょう。

ネット専業銀行

お疲れ様です。

 

最近は派遣社員さんの給与の振込先として、

ネット専業銀行を利用している方が増えてきました。

 

私は徐々に免疫が付いてきて驚かなくなりましたが

増え始めた頃は聞き慣れない金融機関名で

なんとも言えない気持ちになりましたが、

最近はスムーズに受け入れる気持ちになっています。

 

昔は入金があると通帳に記帳して確認したものですが

最近はスマートフォンに通知が来るそうですね。

 

大半の金融機関は、給料日当日の日付が変わって

すぐに入金通知が届くようです。

 

最近はコロナ影響で夜に飲み歩きするような

ことも無くなりましたが、日付が変わってすぐに

入金されるなら、夜中まで飲み歩いてお金に困っても

コンビニですぐに引き出せるのかもしれません。

 

便利な時代になりました。

いつかはお給料が「ポイント支払い」なんて

こともあるのかもしれません。

 

そんなことを感じました。

派遣先が喜ぶ派遣会社(派遣元)

お疲れ様です。

 

派遣先企業さんが喜ぶ派遣会社ってどんな会社でしょうか。

 

私は、派遣元・派遣先・派遣社員の全ての経験者です。

派遣元としての期間が1番長くなりますが、少なからず

それぞれの立場を知っているつもりです。

 

派遣先が喜ぶ派遣会社とは?

私なりの経験としては、端的に言うと自身(派遣先)の

要望を満たしてくれる派遣会社が良いです。

要は顧客満足です。

 

誰でも「願わくば」という要望は沢山あります。

沢山ある要望事項の中で優先順位があります。(変動的)

どうせ無理だろうと思っているけど、お願い出来るなら

お願いしたいこともあります。

 

派遣先はサービスを受ける立場、

派遣元はサービスを提供する立場、と私は思っています。

(人材サービス業、と呼称されることもありますし)

 

派遣先の要望事項は、その時々で変わってきますので

何が一番かと言われると言い切れません。

 

基本的な要望から、より高度な要望へ変わります。

・人材を足りなくて困っている(人材を確保したい)

 ⇒派遣社員を採用・紹介してくれる派遣会社が欲しい

・人の紹介はしてくれるけど、定着が悪いのは困る

 ⇒ミスマッチの少ない、しっかり人選してくれる派遣会社が欲しい

・定着はしているけど、もっと大量に紹介して欲しい

 ⇒紹介力(提供力)のある派遣会社が欲しい

・沢山の紹介をしてもらって定着しているが、生産性が低い

 ⇒適正スキルのマッチングの精度が高い派遣会社を!

   技能レベルの高い人材を沢山登録している派遣会社を!

   派遣元での教育訓練が充実している派遣会社を!

 

言いたい放題のように見えますが、欲言えばいろいろ要望事項は

存在するものです。

 

必要な時期に、適性のあった人材を、必要な人数だけ、

希望する期間の間、提供して欲しいと思うのが派遣先の心理です。

 

気を付けなければならないのが、労働者派遣業は基本的な

考え方として、「派遣先は派遣元に対して、労務の提供の

対価として」派遣料金を支払う、というものがあります。

 

私が昔、お取引先の人事担当者に言われたことのひとつに、

「派遣会社の価値は、その派遣社員さんがきちんと勤務・仕事をして、

その企業(派遣先)の業績向上に寄与することで、初めて価値が生まれる」ということがあります。

私は今でも忘れずにいる言葉です。

 

変な言い方をすると、派遣会社は派遣社員が勤務する(出勤した)

時間だけ、基本的に派遣料金を請求できるのです。

ですが、派遣先の立場からすると、しっかり勤務してもらえない、

戦力になっていないなら、業績向上に繋がりませんし、

費用対効果の面ではマイナスかもしれません。

派遣社員さんが入職されるということは、その教育担当、労務管理に少なからず労力を費やすこととなります。

 

最近でも、上記のような「ただ人を送り込むだけ」の派遣会社を

多々目にします。そういう派遣会社は、売上だけの為にマッチングをせず派遣させてしまいます。

そうなると困るのは、派遣先企業さん・派遣社員さんです。

多少の時差はありながらも、いずれ派遣元の評価も失墜するでしょう。

 

しっかりと、お客様(派遣先)のニーズを把握し、

その時々の要望に応じて、対応を進めていくことが大事だと思っています。

非常ベルを鳴らされてしまった

お疲れ様です。

 

当社へ面接の為に来訪された方に、入居するビルの入り口の非常ベルを誤って押されてしまいました。通行人や入居企業さんを巻き込んで大騒ぎ。

 

呼び鈴と勘違いして押したようですが、間違いますか・・・?

 

当社オフィスはビルのエレベーターで昇った先にあるのに、

ビルの1階の入り口で呼び鈴押しますか??

 

当該フロアに昇ってきてからオフィス入り口で呼び鈴を押すのではないのでしょうか。

 

油断していたと言いますか、想定外過ぎて早急な対処が出来ませんでした。何が起きたのか状況を掴むまで時間が掛かってしまってパニック。

 

そして、その方は派遣登録のみを行い、具体的な派遣先への案内は出来ませんでした。非常ベルを誤って押してしまった注意力が乏しい面、その他適正テストにてスキルレベルが基準に到達せず。

 

怒っているわけではありませんが、皆さんもあらゆることを想定し、備え準備をしていきましょう、ということです。

再発防止の為、1階入り口にはしっかりとした非常ベルへの表示をしておきました。

自動でポイ活、Uvoice【Uvoice】