資格取得について
お疲れ様です。
一般的に、派遣社員さんよりも派遣先社員さんのほうが
待遇が良い訳ですが、派遣先社員さんも会社内ではいろいろあるようです。
とある私の得意先企業さんでの休憩室にて。
Aさん「今日、係長との面談があったんだけど、俺のリーダー登用はまた見送りだって。またいつものように"○○は頑張ってるんだけど、資格を取って欲しいんだよなぁ~”って言われた。」
Bさん「何の資格?」
Aさん「○○と○○」
Bさん「あぁ~、あんなのすぐ取っちゃえばいいんじゃないの?」
Aさん「まぁね~。すぐ取れるんだけどね~」
私「・・・すぐ取ればいいんじゃん?」
要は、上長はAさんをリーダー登用したいが、登用申請をするうえで
Aさんが頑張っている証として資格取得を進めているらしい。
そういった第三者の評価があることで、Aさんのことを上司に認めてほしいそうだが、Aさんはイマイチ積極的ではないようだ。
資格というのは非常に武器になると思っています。
それは、就活の段階でも就職後でも。
自分にどれだけの知識・技能・力量があるのかを示すのは、資格・検定等がわかりやすい。「頑張っている。」「私は出来る」と言うのは簡単だが、「どのくらい出来るのかを示すとなると意外と難しい時もある。
若い学生さんなんかは、新卒で就職活動する時には、
「○○検定○級」なんていうのがあると力量が非常にわかりやすく
採用後のイメージもつきやすい。
それとは別に、他の社員との差別化を図ることも出来る。
特に、有資格者限定の業務となれば、無資格者には手足が出せない。
私は会社員も会社も個人事業主も、みんな競争だと思ってます。
私たちは選ぶ側でもあり、選ばれる側でもあります。
お客さんに選ばれない店舗は経営が成り立たないし、
会社に必要とされない従業員はそのうち居場所がなくなってしまう。
資格取得が全てではありませんが、状況に応じて自身の力量を
変えていく必要は誰にでもあります。
(特にスポーツをしている)子どもは、平日に練習し、友達が遊んでいる週末も練習、練習が終わって自宅に帰ってからも筋力トレーニングや自主トレーニングに明け暮れて、自分の時間を削って頑張ったりすると思います。
大人になると何故そこまで頑張れないのでしょうか。
大人が頑張る目的は仕事、仕事は生活していく上での糧。
もしかしたら、子どもが頑張っているスポーツよりも、生きていく上では
もっと大事なことかもしれないのに、なぜそこまで頑張れないのでしょうか。
ふと、そんなことを思いました。