派遣の話をするんじゃい

人材業界で感じたことを率直に書いています(^^)

求人広告に関するよくある質問

お疲れ様です。

 

求人広告に関して、よくある相談です。

 

1.月収例と現実のギャップ

「月収例:30万円以上可」と書いてあったので応募したのですが、

仕事を始めてみたら全然30万円に届きません。

⇒表記されているのはあくまで一例です。同じ派遣先に勤務している人の中で30万円以上の方がおられるのでしょうが全員とは限りません。

(時給の場合)時給はいくらですか?所定時間は何時間ですか?

1ヶ月の出勤日数は各月何日ですか?残業時間はどのくらい見込まれますか?

自身がいくら必要なのか、働いたらいくら稼げるのか、しっかり計算してから応募するかどうかを決めてください。

 

2.残業が多すぎて勤務を続けられませんでした。

「月収35万円以上可 時給1000円」

毎月の給与は35万円以上となりました。が、残業が多すぎて休みは少ないし休めないし、長く続けられませんでした。

⇒時給1000円で月収35万円以上・・・。

どれだけの残業をするのでしょうか。36協定に沿っているかどうかは別として、しっかり続けていけるかどうか確認しましょう。

 

3.「寮費無料 ※規定あり」

一人暮らしがしたかったので、寮費が無料の案件に応募しました。

勤務し始めた後、体調が悪くて欠勤したら、その月の寮費が全額自己負担となりました。

※印の規定あり、の内容は「当月の勤怠が皆勤だった場合」でした。

有給休暇の場合でも全額負担だそうなので、6ヶ月経っても有休も使いづらく、休みが取れないので退職しました。

⇒手元に契約書の控えはありませんか?労働条件の確認は口頭だけでは不適切で、書面にて明示頂くことが、後々のためにも大切です。

 

4.「期間限定 特別時給1800円」

高い時給に誘われて応募しました。

「いま入社したら時給1800円」だと思っていたのですが、入社した最初の1ヶ月だけが1800円で、2ヶ月目からは1500円でした。

⇒派遣会社に仕事の説明を受けに行った際に、しっかり確認しましょう。説明書のコピーをもらって、帰宅してから改めて確認することも大切です。

 

5.雇用主が求人先と異なる

地元では有名な企業の求人募集があって応募しましたが、

最終選考が終わり内定連絡が来たと思ったら、採用される会社は

応募した会社のグループ会社でした。

A社へ応募→A社で面接→B社が内定→B社に入社

 

仕事内容や勤務する職場(場所)は同じですが、法人が異なります。

よくわからなくなり、辞退しました。

⇒これは問題ありです。グループ会社とは言え、個人情報が良いように使われています。相談すべきところへ相談しましょう。

 

ありそうでなさそうな、求人広告に関する相談は比較的多いです。

就活の際には、気持ちの余裕もなく冷静ではないかもしれませんが、

折角自身が貴重な時間を使って働く職場のことです。

しっかり納得がいくまで確認をしましょう。